地震・台風・豪雨といった自然災害が増える中、「災害に強い家づくり」への関心が急上昇しています。
特に注目されているのが、“防災住宅”や“レジリエンス設計”と呼ばれる住まいの考え方です。
この記事では、なぜ今防災住宅が支持されているのか、その背景と導入の具体的なポイントをわかりやすく解説します。
目次
なぜ今「防災住宅」が注目されているのか?
ここ数年、日本各地で頻発する自然災害が、防災意識を急激に高めています。
- 南海トラフ地震や首都直下地震の想定:政府の地震調査委員会では、今後30年以内に大規模地震が発生する確率が高いとされています。
- 気候変動による豪雨・土砂災害の多発:2023〜2025年にかけて「100年に一度レベル」の豪雨が毎年のように発生。
- ライフライン停止の長期化:停電・断水・物流停止に備え、「自立できる住まい」のニーズが拡大。
こうした背景から、「ただの家」ではなく、災害後も“生活を継続できる住まい”としてのレジリエンス住宅が求められています。
防災住宅・レジリエンス設計の主な特徴とは?
レジリエンス設計とは、「災害を受けても、できるだけ早く生活を再開できるようにする住宅設計」のこと。
その具体的なポイントは以下の通りです。
【1】構造・耐震性の強化
- 耐震等級3(最高等級)の取得
- 制震ダンパーなどの構造部材の導入
- 地盤調査+地盤改良の徹底
【2】エネルギーの自立性
- 太陽光発電+蓄電池の併設
- エネファームやポータブル電源の備え
- 断熱性能を高めることで冷暖房効率UP
【3】水・食・情報の備蓄動線
- 非常用備蓄スペースの確保(食品・水・簡易トイレ)
- 災害時にも安全な動線・避難出口の設計
- ソーラーライト・ラジオ・発電機などの常設化
【4】高齢者・子どもに配慮した安心設計
- バリアフリー動線、段差のない間取り
- 夜間でも安全な照明計画(停電時も対応)
導入時のポイントと注意点
レジリエンス住宅を考える際は、以下のようなポイントを押さえることが重要です。
- 建築士・工務店と防災視点での設計を共有
- 地盤調査は必須(特に液状化・浸水リスク地域)
- 予算と優先順位を整理して導入計画を
- 自治体の補助金制度(耐震改修・蓄電池導入)も活用を
まとめ:災害時にも「住まい」が家族を守る時代へ
地震や災害が“いつ起きてもおかしくない”と言われる今、防災住宅・レジリエンス設計はもはやオプションではなく、家づくりの新しい標準となりつつあります。
NOBORDERSでは、空き家の耐震リノベーション提案からレジリエンス住宅の設計相談まで幅広く対応。
「いざという時も安心できる住まいづくり」を、専門家と一緒に始めてみませんか?


